責任者の明確化
■イベントの責任者を明確にしましょう。 野外活動では、緊急の判断が必要な状況が発生することがあります。この時、責任者が明確でないと判断の遅れにつながります。団体等では、役職上の責任者と現場の指導責任者が、異なることもあります。 ■ 現場の指導責任者(安全管理責任者)を明確にしましょう。 指導者の安全管理責任は、金銭授受の有無にかかわらず発生します。活動現場では、全体が指導責任者の指示に従わなくてはなりません。指導者が複数いる場合は、責任者、役割分担、管理範囲を明確にします。
指導者に求められる資質
■ カヌー等を用いる自然体験においては、指導者には特別な安全管理能力が求められます。 ・ フィールド活動における安全管理に十分なパドリング能力 ・ 水難防止に関する知識と救助能力 ・フィールドに関する知識と判断能力 ・参加者の管理能力と、適切なコミュニケーションがとれる能力 ・非常時に対応する能力
参加者の管理
■参加者の明確化(責任範囲の確定) 責任者、指導者が安全管理をしなければならない対象者を、明確にします。 活動開始前に、参加者の心身状態、健康状態のチェックをします。子供だけでなく、保護者の行動にも注意が必要です。大人でも身の回りの危険に関して、常識的な判断・危険回避ができない人がいます。
参加者の自己責任を周知する
野外活動には、潜在的リスクがあります。どんなに優れた指導者がついたとしても100%の危険予知、危険回避ができるわけではないことを参加者に理解してもらいます。 参加者自身が危険リスクのあることを理解し、事故被害を受けないよう自己管理することを意識づけてください。
活動する場所の範囲を明確化する
事前下見と当日の現場下見の結果から、当日に活動する範囲を設定します。設定した活動範囲を、参加者に周知します。
催行判断
・河川の場合には、上流のダムの放水量が毎秒**トンなら中止 ・水位がここまで上昇したら中止 ・海や湖の場合は風速**メートル以上になったら中止 ・波高が**メートル以上になったら中止 など、あらかじめ開催する場所に応じた、中止基準を設定しておくとよいでしょう。